居場所のない子どもを作らない
「非営利型一般社団法人 かたつむり」 夢をかなえるファンド応援のお願い
かたつむりの立ち上げ〜東日本大震災
「かたつむり」は岩手県大船渡市で平成13年(2001年)4月に知的障がいのある子どもらがいる約20の家族により設立された「親の会」です。
学校以外の子ども達の居場所づくりと、何ができるのか、どんな事に興味を持つのか、練習や体験を繰り返しながら子ども達の可能性を探る作業所の運営を継続し、資源回収農作業(革細工、調理実習、アルミ缶・ペットボトルなど)や農作業などを行ってきました。
就労や作業の訓練体験以外にも障がい児家族で楽しむ機会を作ろうと、イベント等も積極的に展開し、“行き場のない子どもをつくりたくない“、“第二の我が家のような気持ちで疲れた時、寂しい時でも「かたつむりに行こう」と安心して足を運んでもらえる場所になりたい“となれるように活動を継続しながらNPOなど法人格の取得を準備していました。
しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴う津波に襲われ、借りていた作業所、機材や事務機器が流出し、すべてを失いました。



東日本大震災〜現在の作業所移転の通達、活動継続へ向けて
任意団体だったため、活動再開の経済支援等の目処が立たず、再開は諦めていましたが、多方面から再開の要望とご支援を頂戴し、震災から2年後にプレハブ造りの仮の拠点で活動を再開、2013年4月に法人格、同年9月には障がい福祉サービス指定作業所としての認可を取得し、本格的な事業運営ができるまでに至りました。


しかし、この仮の活動拠点が2014年7月の復興計画策定に伴い、2017年度末までに法人本拠地を津波の被害を受けなかった安全な地域に移すよう通達をうけ、急きょ移転を迫られています。
現在の作業所は、浸水地域に仮設建造物として建っています。津波被害の心配の少ない場所に、長年にわたり安心して地域に根ざした活動を継続して行える場所を確保したい。その思いでいっぱいです。
活動継続へ向けて、ご支援をお願い致します。